手術ウラ話(その2)

2003年8月5日
7/25(金)手術が終わって
 術後、手術室からHCU(ナースステーションすぐ横の部屋)へ移動

  手術室へ入ったのがPM12:30過ぎ
  その後、PM16:30ごろ手術が終わって先生から家族に経過の説明あり
  この時点で私はまだ麻酔がとけず爆睡中〜( ̄- ̄)oO
  お話は実母と玄馬のの2人が聞いたそうな…

  手術室の一角にそういったお話を聞く部屋がいくつかあり
  そのひと部屋へ通され病状と手術した部位についての説明をうける

  と、先生の傍らにどう見てもあやしい塊が置いてある
  そう…予想通り、さっき切除したばかりの病巣の巣とリンパ節だ
  きれいに洗浄されているものの、それを切り開いての説明に玄馬は
  (うぅ…それはちょっと勘弁してくれぇ〜)と内心思っていたんだとか…

  後で聞いて「なによん!あんたそれ、よう見つけんかったくせに!」
  ※標準語訳:「何言ってんの!あなたはそれをよく見つけなかったくせに」
  と、いまさらながらだけどムカついたのでした

  でも、私の次にショックだったのはやっぱりというか
  実家の家族だったみたいで…
  両親には本当に申し訳ないというか…
  この忙しい時期(農繁期)にもかかわらず日中病院に通ってくれて…
  だから麻酔から眼が覚めて部屋へ移動中に家族の姿が見えた時は
  ほんとうに、ほんとうに、うれしかったよ。。

  ほいで・・・
  結局、私が手術室から出てきたのは17:00くらいなのかなぁ〜
  みんな適当にしかおぼえていなくて詳しくはわかりません

  手術後の後遺症(病状とは別もの)として考えられる◎吐き気◎頭痛
  ◎のどの痛み等は私の場合、ほとんどなくて助かりました…ただ…

  同室で斜め向かいのベッドのおねいさんがちょっと・・・
  なぜかというと・・・
  1時間おきくらいに大声で騒ぐのよぉぉぉっっ!!

  「いやああぁぁぁ!」「頭がいたぁ〜い!割れるぅぅぅ!!」
  「痛いの!痛いのようーー!!!何とかしてぇぇぇ!!」

  付き添っていたご両親らしい人が
  「代われるものなら代わってあげたいよ…」となだめると
  「じゃあ早く代わってよ!」とか「痛いからさわるな!何も出来んのに!」
  とか、暴言の嵐〜〜

  はじめのうちは「大変だなー」と、思っていたのだが
  あんまりにも『うるさい!!!』
  あんたの声でこっちは何回目を覚ましたことか…
  看護婦さんに「今何時ですか?」とたずねると「AM1:00くらいかな」
  (おいおい、まだそんなものなの?朝まで長いよ〜)

  あんまりにもうるさいので、看護婦さんに頼んで私の病室から
  MRI検査の時にもらった耳栓を持ってきてもらったよ
  (ここで役立つとは思わなかったケド…)

  それから、ずーっと同じような姿勢で寝ていたので持病の腰痛が
  ひょっこり出てしまい、ガマンできなかったので
  痛み止めの坐薬を投与してもらったのでした

  この時点で私の付属物は◇右手に点滴◇採尿管
  (全身麻酔だったから…)◇左脇に排液ドレーン
  (通り道がなくなってリンパ液が溜まるのでその対処のため)の3つ
  想像できないでしょうが・・・かなり動きづらいデス

  翌日の朝、採血してもらったんだけど、左腕は手術したばかりでダメ
  右腕は点滴しているからダメ…となると?どこからとるの?
  「足からとるからね。私、やったことないけど…(笑)」
  と担当の看護婦さん

  でも足のどこから???と思っていたら、足の甲から!!!
  これがまた痛いんだ〜。しかもしぼっても全然とれないの(T_T)
  何回か挑戦してみたんだけどやっぱりダメ。人が代わってもダメ。

  看護婦さんもついにあきらめて
  「ごめんなー。先生に頼んで大腿部の静脈からとってもらうから。。」
  最初からそれでも良かったんだけど、それってすんごい痛いらしい。。
  実際…痛かった。。。吸い取られるのがわかるくらいイタかった

  …その後足の甲を見たら10ヶ所くらい蚊に刺されたような跡があった
  注射針の痕(あと)だった・・・

  そいから後で聞いた話だけど、HCUでうるさかったおねいさんは
  帝王切開と頭部の手術を受けていたらしく仕方がないんだとか…

  んんんんんんんーーーーー
  いろんな患者さんがいらっしゃいます。。。
  ま、病院だもんな。あたりまえかぁ。。。

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